第51話
「ねぇ?信さん?風俗女って何するの?」
信さん・・・私の常連客
「知り合いに『お話する事』って言ったら笑われたの」
「…」
「でね?獅崎さんに聞いても教えてくれなくて」
「…」
「信さん…教えて?」
「…」
無理です・・・姐さん
「ナニってなんだろ?」
「…」
何故、気が付かない?
「真っ赤になる様な事?息を止めるとか?」
「…」
吐息を・・・喘ぐ・・・
「辞書で『風俗』って調べたら、その時代や地域で行われている生活上のならわし。しきたり。そう、書いてたの。って事は…必要な事だよね?」
「…」
ある意味、ある種の男には必要不可欠
「うん。やっぱり…風俗女で良かった」
「…」
良いのか?これで・・・組長・・・助けて下さい
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます