第15話

短小男は警察に連れて行かれ・・・あたしはイケメンにマンションに連れて行かれ・・・



「祐希…此処が今日から俺たちの愛の巣だ」



はい?



「まだ、思い出せないか?」



何を?



「俺だよ。俺」



詐欺師に知り合いは居ないと思う



「夕貴だよ。保育園の時に結婚の約束しただろ?」



あぁ…そんな事もあったなぁ?



「俺は祐希と結婚する為に今まで頑張ってきたんだ」



ごめん・・・何も覚えてない



「これでやっと祐希に相応しい男になれた」



って・・・何故、股間に手をやるの?



「あぁ~祐希~」



お願い・・・悶えないで・・・

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