第41話
それからの事はあまり、覚えていない
警察の人に連れられて行った場所に両親が居た
「確認を…」と、言われ白い布を取ると、そこには笑顔で「行ってきます」と、別れた筈の両親が眠っていた
「お父さん、お母さん…」
警察の人が「間違いありませんか?」と、聞いてきたのに頷いた気がする
その場にある椅子に座らせられて・・・気付くと、わたしの周りに叔父さんや叔母さんが居た
皆、泣いていた
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