第38話

わたしと克也は立場が逆転したかの様に・・・



「和奏?俺の事、好き?」



「うん」



「ちゃんと言って」



「好き?だと思う」



「嫌いじゃないから、好きに変わった?」



「う~ん…多分?」



「じゃあ、もっと頑張る」



克也はあれ以来わたしから離れる事はない



わたしは前と変わらず女らしさはない



でも「克也?克也はわたしの事、好き?」



そう聞けば



「愛してる」と答えてくれる



これがわたし達の・・・




"恋愛小説"

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