第74話

バスルームへ戻りもう一度シャワーを浴びた



熱い湯、冷たい水…交互に浴びた



どの位、時間が経ったのか・・・



いつまで、浴び続ければイイのか・・・



そんな事を考えていたら・・・



「風上…もう出て来い」



社長の声が聞こえた



「見た事、内緒にしろよ…」



「はっはいぃ!!」



俺は素早く用意を終え、リビングへ向かう



・・・入りずらい



意を決し、扉を開けた



「…蘭ちゃん?」



そこには、会いたくて仕方のなかった蘭ちゃんが居た

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