第72話

疾風side



「・・・」



「疾風?どうしたの?」



「・・・」



「…何か、怒ってるの?」



「・・・」



「・・・」



「…怒ってる…けど、怒ってない」



「…?分かんないよ」



「ホントにわかんねぇ?」



俺は横に座る南の、両脇を持ち俺の膝の上に座らせる



「///疾風・・・」



「これでもわかんねぇ?」



俺は南に自身を押し付け耳元で問いかける



「//ちょ、なんでぇ?」



「昨日からキスもしてねぇ。南がやらしてくんねぇ。アイツ見て笑ってる。ムカつく」



俺は言い終わるよりも早く、南の唇に噛み付く様なキスをした



「ぅっ//。まって「待たない」」



ブラウスのボタンをお腹辺りまで開け、唇を落としていく



南の甘い声が俺を犯していく



「ぁっ…」



「南…ここイイ?」



何度も頷く



そんな南の手を俺自身に持っていき



「南も触って?」



そう言えば…



おそるおそる触れてくる



ぎこちなさが俺を刺激する



「南?・・・これ、欲しい?」



問いかければ…顔を真っ赤にし目を潤ませながら・・・



小さく頷く



「アゲル。俺にも南をくれ」



俺の思いのままの時を過ごした

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