第3話

「これから、どこ行きたい?」



俺たちは大まかな場所は決めていたが、その時、感じたまま行動したいと思い、フリーの時間を多めに取っていた



「そうだなぁ?ここは少し寒いからホテルに戻って探検しながら決めよ?」



「そうだね。このままじゃ彩が風邪引いちゃうね」



俺は繋いだ手を引き寄せ肩を抱いた



「///」



真っ赤になり離れようとする彩の腰を引き寄せ



「ダメ…離れちゃ…」



「//////」



離れる事は諦めて俯く彩の耳元で



「キスしていい?」



そう囁けば、顔を赤くして俺の胸を軽くパンチ



「ん。じゃあ今は我慢する。でも…夜は遠慮しないよ」



彩は一瞬ぽか~んとして



「なっ!!!///」



また離れようとするから俺は彩の顔を覗き込むように唇にキスをした



「…ンッ…」



少し深いキスを落とせば大人しくなり俺に凭れてくる



俺は唇を離し



「もう離れようとしちゃダメだよ。」



こくこくと頷き俺の胸に顔を埋めた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る