第36話

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彩side  2月2日


「彩?今日から別々になるけど大丈夫?」


智くんの心配性はいつになっても変わらない


「大丈夫だよ!心配しないで!」


「何かあったらすぐに連絡してね?何でも話してね?約束だよ?」


「うん!約束ね!智くんもだよ?」


「うん。彩に何でも話すね!」



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秘書課にて・・・


「今日から宜しくお願いします」


「こちらこそ。宜しくね」


にこやかに話してくれる飯島さん


「木内さんにはスケジュールの管理とアポイントメントの調整をお願いするわ」


「はい。分かりました」


「では、藤田さん」


呼ばれた人はとても綺麗で『大人』って感じの女性。


「はい」


「藤田さんに木内さんの教育係をお願いするわ」


「はい。かしこまりました」


「藤田葉子です。これから宜しくね」


「こちらこそ・・。木内 彩です。宜しくお願いします」


「では、業務について下さい」


「はい」



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「ねぇ?木内さんって木内夫妻の娘で桐谷くんの婚約者でしょ?」


「はい。」


「それって政略結婚でしょ?」


「いえ。智くんとはずっと一緒が当たり前で・・。気が付いた頃にはもうお嫁さんになりたいって思ってて・・」


「ふ~ん。でも、そんなに簡単に決めていいの?廻りにはもっとイイ人居るかもしれないじゃない?」


「う~ん?あたしは智くんの事しか考えられなくて・・・」


「そなんだぁ?でも、子供の頃の恋愛って些細な事でダメになるからねぇ・・」


「・・えっ?」


「ううん・・なんでもないわ。さぁ仕事しなきゃね?」


「あっはい」


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