過去Ⅱ

第22話

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保育園 年長 ~part1~


「あぁ~ともくんとあやちゃんチュウしたぁ~」


「まぁ・・//」


「ボクもあやちゃんとするぅ!」


「あっあたしはともくんとするぅ!」


僕たちはお互いの相手を突き飛ばした


「アヤにさわるな!!」


「トモくんにさわらないで!!」」


「・・なにすんだよぉ・・」


「・・イッタぁ~い・・」


「アヤはボクだけのおんなのこだ!だれにもわたさない」


「トモくんはアヤだけなのぉ・・ふぇ~ん」


彩が泣きながら僕に抱きついてきた


「・・アヤ?・・・なかないで?ボクはあやがだいすきだよ!」


「・・・ぅん・・・アヤも・・トモくんがだいすきぃ!」


「あなた達・・・2人にごめんなさい!しなさい。」


「・・・」


「「・・・おしてごめんなさい」」


「でも、おなじコトしたらこんどはなぐるぞ!」


「「・・・」」


「智くん何て事言うの!そんな事、お友達に言っちゃダメよ」


「『だいじなこ』をまもれるなら、なんだっていってやる!」


「・・・トモくん・・・」


「アヤ、ボクがまもるから!」



ボクはアヤをまもるためなら、なんだってできるんだ!


おこられたっていい!げんこつされたっていい!


だってボクはアヤが『だいすき』だから・・・



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