今日は暑いな
第23話
SIDE栞
私は隼人さんと買い物に行く。
すると、ここの生活なれましたかと隼人さん。
はいなれましたという私。
ああーすみませんクーラー寒いですかという隼人さん。
すると少し上げてくれた。
実は彩斗はクーラーがないとダメなものでして。
私はええーと思う。
実は彩斗兄さんは無汗症でしてね。それがわかったときは兄貴もびっくりしてたんですけどね。彩斗兄さんは本当に僕がうらやましそうでしたが、小学校のある日部屋に行くと体操服がなくなってまして。そんで学校から電話がかかってきた兄貴は直行で学校に。
そんで帰ってきた彩斗にいちゃんを見た僕は部屋に氷と水をもっていったことがありまして。びっくりしましたよという。
彩斗兄ちゃんは病気であることは仕方ないけど、身体を犠牲にして俺の事を守ってくれた彩斗兄ちゃんのためにできることはこのクーラーぐらいしかないのです。
私は上着を羽織って隼人さんに彩斗さんのためにクーラー効かせてあげてくださいといい、ありがとうございますそれではといい戻すと、彩斗兄ちゃん迎えに来たよといい開ける。
彩斗さんが栞さんどうしてといいびっくりしてる。
満が気分転換にって一日中隼人さんを貸してくれたのというと、ああーそうだったんだね。隼人話したんだねというと、ええー仕方ないと思ってというと、栞さん俺のためにごめんなさいと言ってきた。
いえいえ、彩斗さんがいないとさ。満さんの治療ができないでしょといいいう私に、いやー今日は暑いねという隼人さん。
ああーそうかと思った私は熱いですねというと、ありがとうという彩斗さんは嬉しそうだった。
隼人は俺の自慢の弟だよありがとうという彩斗さん。
僕は彩斗兄さんが生きてることが一番なんだよという隼人さん。
私にもこんな兄弟がいたらよかったなと思う私だった。
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