無言電話

こうした見えない苦労があって、奇抜な衣装は揃えられたのでした。

ちなみにピカピカのシャツは、デパートの婦人服売り場でゲット。

膝サポーターは貰いもの。

「出来たど～！」

やっとシャツの手直しが完成したようだ。

随分かかったね…。

とりあえず、試着。

そして、全て装着。

う～ん。

何度見ても意味の分からないファッションセンス。

そこへー

トゥルルルルッ！

「はい、もしもし」

「……。」

「なんだよ、イタズラ電話か！」

ガチャッ！

「全く、こんな時に！」

気を取り直してー

さぁ、衣装の手直しも終わったし、後は明日の桜祭りに備えるだけ。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい