港
第24話
何回か電車を乗り継ぎ、やっと到着。
そこは、貨物船が行き交う港でした。
幸せ者は、ここで海外から輸入された荷物をコンテナから出す作業に就くのです。
コンテナは港に隣接した倉庫に運ばれる。
そして、荷物の種類によって各倉庫に振り分けられる。
幸せ者が配属される倉庫は、港の中でも最もキツくて有名な月風倉庫なのです。
仕事内容は、コンテナと呼ばれる鉄製の巨大な箱から、中に入っている荷物を降ろすだけの単純作業なのですが、これがキツい!
荷物1つの重さが30kg~40kgくらいある。
中身は、穀物である。
それがコンテナの中に500個~600個入っているのです。
それを降ろす訳なのですから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます