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「あら」


「タイプなの?」


「そうねぇドストライクよ!」


「あまりすすめないけど、お姉さんのすきにしたら?」


陸君は、後ろに居る望に、持っていた荷物を持たせ


「俺、姫子迎えにいってくるから望後よろしく!」


「おい!陸!なんだよアイツ…っか、あんた一人で持てんだろ」


「あら、随分優しくないのね?」


「はぁ?男のくせにキモチわりーわ」


「もう、余裕の無い男はモテないわよ」


「おかげさまで、俺モテるんで」


もう、あー言えば、こー言う。

仕方ないわね。


「もう良いわ。ありがとう」


男が持っていてくれた荷物を受け取ろうと思って手を伸ばせば


「はぁ?何してんだよ、さっさと行くぞ!」

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