8
「香さんとお呼び致しても構いませんか?」
爽やかイケメンに言われたらダメだとは言えないじゃない!
気になるのが着物を着ているんですが…
勝手なイメージなんだけど
『極道=ボスは着物 』
って勝手に頭の中で反応している。
ボス…叔父さんなんだよね?
何度思ってもあり得ない!!
お母さんに対してもだけど、私にもそんな風には見えなかった。
本当に農家の人みたいで…
「ボスは本宅の方へ戻られましたので、何かありましたら私が対応させて頂きますね」
「あっ、はい」
長い迷路みたいな廊下を通り、案内された場所は、一番奥らしき所の部屋。
瓦屋根の家にしては、珍しい洋間。
中はさほど広くはないが、ベッドと机とドレッサーを置いてあっても狭くは感じない。
「こちらの部屋をお使いください」
「ありがとうございます」
「私は少し離れますが、冷たいものでも用意させましょう、その後他の部屋をご案内致しますね」
深々頭を下げてはなれていかれました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます