※2人のこと
31
目を覚ました時には、うっすら暗かった。
「やべっ!」
どれだけ寝てしまっていたのだろうか…
午前中の掃除をしてからだから…
お昼も食べずに寝てしまっていたんだ。
慌てて起き部屋を出る。
出たのは良いが、何処へ行けば良いのか…
とりあえず、食堂へと足を向けた。
誰かしらいると思ったから。
「あんたよく寝てたね、お昼も食べずに!」
「あっはい…」
食堂に入るのを躊躇していたら、開けっぱなしのドアからおばちゃんの声が聞こえて、そっと顔を出し
「お腹すいたでしょ、今温め直すからそこ座って」
申し訳なく思いながら座ると
「そう言えばあの子の姿が見えないらしいよ!」
えっ?あの子?
「ほら、翔だよ!」
「えっ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます