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「知りたいの?」
もう少しで食べ終える所で、翔さんの言葉に口に含んでいた玉子焼きを味わう間もなく飲み込んだ。
「うっ…ごほっごほっ……」
何も言わずに水を差しだしてくれてので手にし、流し込んで呼吸を整えてから正面に居る翔さんの顔を見た。
知りたいの?と言われたら知りたい!
けれど、俺なんかが聞いた所でわかる話でもなさそうだし、何かあったって事くらいしか、わからないかも知れない。
「外の掃除の時、話してあげるよ俺の罪」
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