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かおる?
あのかんじわりーオジサンの事か?
来るって…
居るんじゃないのかよ!
「要早起きですね、朝からご苦労様です」
「あっ、おはようございます」
慌てて頭を下げて挨拶をすませた。
「あら、随分ツバキちゃんの事は慕ってるのね」
近づいてきたかと思ったら、上から俺を見下ろしながら
「近い!」
とっさに、距離をとった俺をみて、クスクス笑いながら、顔を間近で覗き込まれ
「要君っていったかしら~いつからここに?」
あたふたしていた俺だったみたいで、若が
「あの人が約束していたようで…昨日からですよ」
「あら、あのオヤジもこんな子供にまで」
呆れた様子で、最後は俺の頭に手を乗せたかと思うと髪をなでてから、やっと離れてくれた。
ふぅ~
何なんだ、この人は!
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