※浮気
11
アイツがここ数ヶ月機嫌悪いのはわかっていたつもりだ。
けれど、俺がアイツ以外の誰かと、なんて考えた事すらない。
けれど、アイツは俺が浮気でもしていると決めつけて、帰りの遅くなった俺が何をして来たのかすらも聞きもしないで、浮気だと決めつけていた。
あれを浮気と言うのなら、アイツだって…
ここで世話になってから、俺は頭の運転手兼用心棒で、それこそアイツ以外話す相手も居なかったんだ。他の用心棒は、俺なんかと話す気もないのか、出どこがわからない俺を警戒していたからか、余計な事は話しもしなかったのが、徐々に声をかけてもらえる様になり、一緒に飯を食うようになって、一緒に夜はめをはずしに出る様にすらなれたというのに…
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