※マフィアな彼らにご用意〜優希の戯言
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何よ、どいつもこいつもツレナイわね〜
まぁここへ来るのもそろそろ辞めにしないとならないわ…
そう、そろそろ、本当に…
あの子が帰って来るのだから…
暫くの間、薫には連絡を入れていたみたいだけれど、
ここ数ヶ月位前に知らない番号からかかってきた電話に、何となく出てしまったのよね。
それが、あの子だった。
『そのうち帰るから…』
何処で何をしているのか何てどうでもいいのよ、良いから帰ってきなさい!
それだけよ。
昨日ショートメッセージで
『明後日帰る』
って…
帰ってきたらただじゃおかないんたから!
みっちり、お仕置きしてやらなくちゃ!
ここの人達はそれすらもできないじゃない。
最近のツバキちゃんは、ユイちゃんと祥太朗とで組の事なんてそっちのけだし…
はぁ〜もー。
アタシが藤堂しめて、こっちにくるほかないのかしらね…
そろそろそういう時期かしらね…
さぁ、帰らなきゃ!
うちの仕事がまってるわ〜
マフィアな彼等にご用意〜優希の戯言〜
おしまい。
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