第76話

歓声やら、ボコる音、悲鳴。




まぁ、人数も多いのもあるけど、あいつらよく八雲さん達をボコるなんて言ったな。




あの人達の戦闘能力は、すんごく高い。



女の子みたいな容姿の麻也でさえ、1人でこの場に居る人数を蹴散らせる。




「あんた達は、そこの奴らにきちんと詫びを入れさせてから来なさい。健」



「……(コクン)」




呼ばれて、頷いた健さんはあたしの頭をソッと撫でると皆のいる外へ。




やりすぎないための監視といったところか。



うん。お願いします。




「さっあんたはこっち」



「??」



「あの子が心配してる」



「あの子??」

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