第33話
好かれとんな。
"黒豹"の姫は。
そして、姫たるチビ子も、体を張って仲間を守るとは、たいしたもんや。
ライバルやが、中々の好印象!!
仲間はうちらにとって何よりも大事なもんや。
この話を聞いて、さらにチビ子に会いたくなった。
だから、助ける。
「うちを甘っちょろい"黒豹"の奴等と一緒にしたら、あかんで?」
女だから、女をボコる。
当たり前やんな。
つか、コイツは気に入らん。
ホンマ。
「あたしはっっ!!あたしは悪くなっ……ひっっ」
片手で、女の首を掴む。
「さぁ、始めるで、喋るなら今のうちや」
うちは、真っ青になって顔を激しく振り拒絶する女に、にっこり笑いかけた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます