彼と彼女の出会い
第1話
1週間前。
高校卒業が迫ってきて、金銭面で不安がある為に大学進学をやめて就職先を探していた。
ちょうど、就活のピークに車とぶつかって入院した俺は、他の人たちから大幅な遅れをとって就活に望んでいた。
考えてみれば、中学入試では高熱に見舞われ第1志望の学校が受けられず、高校入試のシーズンでは家が火事になり落ち着いて勉強出来る状態ではなかった。
いわゆる、不運続き。
だが、どうでもいいところで運がいい。
例えば、商店街のくじ引きは毎回粗品以外は当選したり。
あと、急いでいるときは必ず信号に引っ掛からないとか。
その時はよくても、結構どうでもいいことばかりだ。
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