第78話

ロウスから仕掛けてきた。

技を受けるだけで、アリウスは仕掛けなかった。


忘れてはいないだろう…

けれど、弱い

……勝てる!


突いてきた手を払い、鳩尾に蹴りを見舞った。

思っていたよりロウスは吹っ飛び壁に当たった。


「また…!」

アリウスは小さく言って奥歯を噛んだ。

「魔法に頼りすぎだ!!起きろ!」

「欺けんか」

眼鏡を掛け直してゆらりとロウスは立ち上がった。

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