第70話

その大きな建物の扉にも、蔦が被っていた。

「焼くかぁ?」

「あとのために余力は残しておいたほうがいい」

やる気のスルムをキセキが止めた。


「じゃ、どうやって入るんだよ?」

「こつこつ切れ目入れましょう」

「はぁ?」


アリウスは素手で蔦を千切っていく。

キセキもダガーで、サナトレもソフトナイフで蔦を切っていく。

しゃーねーなぁ…肩を竦めてからスルムも小型ナイフで参加する。

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