「地の果て」
第68話
圧力と浮遊感がなくなったので、キセキたちは恐る恐る目を開けた。
「なんだあれ…」
第一声はスルム。その指先を追うと、先にびっしり蔦に被われた建物があった。
アリウスは周辺を見渡した。
「どうやら…無事、着いたようですよ」
抑えた声音で言う。
キセキたちも一度全体を見回した。
「地の果て?」
「…何もない。あるのは、アレだけ……」
城だろうモノはぽつんと寂しく、砂漠からも離れた所に立っていた。
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