第42話

ザブザブと、いつの間に来ていたのかアリウスが裸足になり、河に入った。

強制的に視界にも入ってくる。

「夜の河って結構怖いですね~」

「…冷たくないか?」

「よかった」

アリウスは安心したように小さく笑った。


「こんな時に釣りなんて不謹慎だし、頭おかしくなったのかと思いました」

アリウスが河から上がる。

「君もな…この時期に河に入るなんて」

「あんまりにもあなたが気付いてくれないから」

タオルで足を拭き靴を履かず、足を伸ばして座った。

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