第33話

「どうするんですか?」

「もう少し河の近くに埋めてやるのさ…いつでも釣りが出来るように」


アリウスは足を持った。

スルムも無言で腰辺りを持った。


河が氾濫しても、水が到達しないところにアスラットを埋めた。

埋める作業をしながら、アリウス以外、三人ともすすり泣いていた。


ちょっと独りにさせてほしいと、キセキはアスラットの釣竿を持ち、アスラットがいつも座る所へ行った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る