4章

あらわれる1

第1話

「ヨドミ様!!」

オクオリの頬がほんのり紅潮した。


その人物をアスラットたちが認識する前に、遠くへ飛ばされたキセキの足元に灰色のローブをまとった人物は移動していた。


「なんだ…あれ!?」

「我らの魔王。ヨドミ様じゃ!」

「っ!!!」

油断しきっている所に爪の攻撃を受け、アスラットは弾き飛ばされた。


「うっわ!!」

スルムも避けきれず、アスラット諸とも地に伏した。

「……いってぇ…すまん、スルム。平気か?」

よたよたと起き上がる。

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