第145話

間一髪でクレイモアをかわした。鼻先がチクリと痛んだ。

あとはさっきの逆で…カリアが攻めに転じていた。

「ギリシャ神話と北欧神話、どちらが強いか、勝負だ」


重い…!!


一撃一撃が重かった。

けれど、何か足りない気がした。


……殺気、がない?

撃ち込みも弱い気がする……


「…カリア?――!!」

風が唸った。身を低くして体を反転させ、剣だけを薙ぐ。


バキィ―――ィン


余韻が引いてロングソードが真ん中から折り砕かれていた。

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