まほうのくに1

第128話

2日後、キセキたちはアンブレーに入国した。

「さすが、魔法大国ですね。今なら、魔王くらい僕一人でも倒せそうです」

「俺様も同感。パワーがみなぎるよな。デカイ炎出せそう」


宿を取るときには、オリシアは姿を消していた。

「あっれぇ?オリシアは?」

「観光じゃないか?」

「何も言わねーで行く人間か?」

なぁ?と顔を見合わせるスルムとアスラットに、キセキは冷静を装いながら、内心焦っていた。


「今朝、一番に会ったんですけど、知人がいると言ってました。僕らに言わないのは言えないんですよ。ホラ、昔の恋人とか」

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