第120話

構えて投てきする。

ナイフはすとんっとど真ん中に刺さった。

拍手が起こる。

「偶然偶然。んじゃ俺様ね」


シャリーのナイフは50の枠に刺さった。

一投目で動揺がわかった。


サナトレは手加減しなかった。

強がるシャリーを尻目に、五投全てをど真ん中に刺した。


すっかり動揺しきったシャリーは、ペースを戻せず、三投目などは、失速して床に刺さった程だ。


視線を感じてそちらを見やると、サナトレが「どう?」と無邪気に笑った。


「降参だ。食事代は俺の奢りだ」


場が沸き上がる中、サナトレはキセキたちにピースして得意気に笑った。

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