第115話
ただ、口だけが笑っていてますます薄気味悪かった。
女は無言で去っていった。ズルズルと何かを引き摺って。
フードの男が闇に囁いていた。
オモシロイ……
どこからか声がしてぞろりと闇が動いた。
闇の中から屈強な体躯の男がのっそりと現れた。
「挨拶程度に出向こうぞ」
フードの男は軽く頭を下げた。
「魔王様」
すかさず青年が呼ぶ。
「……自由にするがよい」
魔王の睨みにも怯まず含み笑いを浮かべる青年。
フードの男が杖を軽く一振りすると、三人の姿は消えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。