3章

~枯渇の宴~

第113話

渇いた闇の中、フードを目深に口元しか見えない人間を囲むように、三人の人間が立っていた。


フードの人物は水晶の玉を持っていて、何かを呟いていたが、「終わりました」低い声で言い闇に振り向いた。


「知り合いでもいるのかしら?カリア」

女が問うも、短髪の長身の男は答えない。

「私に殺されないうちに、殺すことね」

爬虫類のような目を細めて笑った。


「お前もだよねぇ。そっくりな子が居たようだが、見間違えかえ?」

「ご想像にお任せします」

アリウスに似た青年は眼鏡を上げて、薄気味悪い冷たい笑顔を貼り付けた口で嫌味に言った。

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