期待高き勇者に祝盃を

第110話

船に戻る寸前に、キャプテンロックの武器が空を旋回するのを見た。


背中のあれは大きなブーメランだったんだ…!


キセキとアスラットは「おお!」と歓喜の声を上げた。


それは敵を威嚇するように、ゆっくりゆっくり旋回して、マーロックの手元へと戻った。

マーロックも太い腕、武骨な両手でがっちりと受け止めた。

「格好良いですね」

「だろ?だろー!?」

微笑むアリウスにスルムが胸を反らす。


「キャップは俺様の誇りだぜ!」

「生意気な」

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