第68話

「あんたも仲間?」

「そう、ですけど…」

呆気に取られた顔でアリウスは答えた。


「さっきの何した?」

アスラットはキセキの頭を指す。

「頭?ああ…回復魔法です。僕は風属性の魔法を使えるので」

「マジ?すげっ!俺はアスラット。よろしくな」

キセキと握手するはずだったアリウスの手を握った。

「はぁ…僕はアリウス・コボットです」

アリウスはまだ困惑を浮かべた笑顔で言った。


「でしゃばるなよ」

「いーじゃん」

「改めましょう」

アリウスの出した手を「あぁよろしく」キセキは握った。

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