第53話

「三日後まで予約いっぱいだってさ。キャンセルも無さそうだ」

戻ってきたアスラットは説明した。

「オリシアは?」

「宿もいっぱいかも知れないな」

町に入って宿を確保しに行ったオリシアは、まだ合流していない。


「大丈夫さ!海の奴らは気前がいい。頼めば、船に泊まらせてくれる!」

「アスラット…海の男に何の幻想を描いてるんだ?」

「ついでに雑用とかヤーよ!?」

二人に睨まれアスラットは言葉に詰まる。

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