第32話

ならば、なぜサナトレのはわからなかったのだろう?


「平気か?」

「なんとかな。魔法つかいすぎたせいかも」

そうかとアスラットは剣を鞘に戻した。

「君も、少しは魔法使えるんだな?」

「ちょっとね。あたしはオリシア。ユングから来た」


なーる!魔法使えること前提なわけね!


アスラットは心中大きく頷いた。

「俺はキセキ」

「アスラットだ」

「そこの町に住んでて、丁度出発したところだった」

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