第12話

アスラットは胸を反らしてにやりと笑う。それはそれは得意気に。

「S級犯捕まえたから」

「それはすごいねぇ」

「だろ?でも、弱かったよ。それより、夕飯だろ?子供たち待ってるだろ」

そうだねぇと奥へ行く女性の後ろ姿を見送り、ブーツの汚れを拭う。


自分たちは子供たちの後だ。ここを出た諸先輩が決めたことだろう。昔から決まっている。

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