第8話

「サナトレ、毎日ここで聞いてるのか?」

「うん」

「情報収集するなら酒場がいいぞ」

「そう…だけど…」

サナトレが不安げに口ごもる。


女の子独り、しかも未成年…不安を抱くのはわかる。

それを瞬時に読み取ったアスラットは、

「俺がやっといてやるよ」任せとけとにっと笑った。

「でも…」

「慣れてるから。な?」

「うん…じゃあ、お願い」


よし、じゃあ、施設で仮眠取って、夜は酒場だ


アスラットの脳内で素早く計画が立てられる。


その必要もすぐになくなるのだけれど。

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