第3話

空いてる片手を上げる。


「久しぶり、アスラット」

少女、サナトレはにっこり笑った。


戦った時、付いたのであろう服の汚れが語っていた。

「サナトレも今倒してきたのか?」

「アスラットも?」

「まぁね。やるよ。こいつはサナトレ担当だろ」

話しつつ並んで歩く。



リヤカーに積まないのは、重くなってサナトレが引けなくなるから。



アスラットなりの思いやりだった。

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