第188話
「はぁー、たのしぃー!」
グッと腕を上に上げ背中を伸ばす
何回目かのジェットコースター
そろそろ違うのに乗ろうかな
あたしのわがままに裕が答えてくれる
裕の乗りたいものを聞いても
『波流ちゃんが乗りたいものに乗ればいいよ』
その一言で終わる
デートかは置いといてすごく楽しんでる
嘘じゃない
「ふふふ、波流ちゃんは絶叫系好きなんだね」
近くのベンチに座って二人で少し休憩をする
いつの間に買ってたのか水をくれた
さすが紳士
「うん、あのスピード感がたまんないよね」
バイクもそうだけどあたしは速いのが好き
肌に風邪を感じられてなんか生きてるって・・・気がする
「そっか〜
波流ちゃん写真撮っていい?」
「やだよ」
「えー、可愛いのに」
みんな喜ぶと思うよ?
なんてカメラを向けられるけど
「いや恥ずかしい
ただ、頭にカチューシャつけてるだけなのに
裕は恥ずかしくないの」
「うん、ぜんぜん?」
だよね、
似合ってるもん
藍色の髪に付けられた猫耳カチューシャ
毛並みがふわふわでなんかペルシャ猫みたいな
違和感が全くない
それに比べてあたしは
1人悶々と考えてたことがダメだったのかな
裕にカメラを向けられたことに気づかず
写真をパシャ
たった1枚
「やっぱり可愛い」
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