第187話
「うわぁ!でけぇ!!!叶斗!!やべーよ!!!」
バイクでクラスのメンツと合流したところで
ずっと叶斗が疑問を口にする
眉間にシワが寄りまくってるのは多分あたしと一緒
「落ち着け、秋
なぁ、裕・・・波流と距離近くね?」
「そうかな?」
「波流歩きにくそうだけど」
「ふふふふ」
腰に手を添えられて歩く
バイクに乗る前も乗ったあとも
最終日の遊園地に着いてからずっと
裕があたしを捕まえて離さない
「波流こっちこい」
「かな」
「波流ちゃんは俺とデートだよ」
「でっ!?!?!デート!?!はぁぁぁ!?
ちょ、まてよ」
くるっと方向を変えて叶斗とは違う方に歩き出す
叶斗が追いかけてこない
多分秋に捕まった・・・のか?
あたしとしては叶斗に助けて欲しかったんだけど
これ以上裕といたらボロが出そうで余裕ないんだけど
あたしはあたしなりに抵抗してみた
「で、デートって・・・
聞いてない聞いてない、裕聞いてないから!!!」
「うん、言ってないもん
でもね?二人で行動するのはデートなんだよ?」
だからこれもデート
納得できないんだけど・・・
そんな小さな抵抗も虚しく
裕にどこ行く?なんてキラキラした目で見られたら
「・・・お腹空いた」
もうとことん付き合うしかなさそうだった
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