第176話

くそぉ、なんて今度は頭をガシガシかきだして







なにか悩んでる感じ?









「波流はもっと危機感もて!!」










ビシッとあたしを指差す












「男に抱きつかれるな!










背後とられるな!!









笑うなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」











いや絶対最後無理でしょ












やけくそになってるよね










「あははは!!」











突然の笑い声にみんなの視線が動くのがわかった









あたしも笑えたらどんなに楽か…










「叶斗って隼人みたいにばかだよね~」










楓が叶斗を見て笑ってる










「しーだよ、楓









隼人も叶斗もまだばかだって自覚してないから」











裕…まあまあひどいこといってるよ








「あーそーだったーーー!!」








そこ、なっとくしないであげて









もうそこからの記憶は消したい











隼人と叶斗が怒って枕投げが始まったなんてあたしは知らない








知りたくもない









関わりたくもないっ!!!!










なんて思った直後に










「あ、すまん」










枕が顔面直撃して乱闘が始まるなんて誰も知らない

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