第172話
そのあとすぐもともと戻る予定だった旅館に帰った
隼人がいうには羅刹のなかにいたヤクってやつは気がついたら逃げてたらしい
人数の少ないいま大きな騒動にならなくてよかった
裕も大怪我じゃなくってよかった
ちらっと裕の方を見る
頭に包帯が巻かれてる
ホテルについてすぐ応急処置をしておわり
病院にいこうって何度も言ったんだけど
『波流ちゃん、大丈夫だから
ね?』
なんて流されちゃったんだよなぁ
腕を組んで一人うなずく
「おい波流」
病院の屋上からずっとあたしのそばにいた叶斗がやっと声をかけてきた
ずっとなぞだったんだよね
歩くのに邪魔で殴りそうだったよ
バイクも叶斗が
『俺の後ろじゃないとほんとに許さねぇ!』
なんて叫ぶもんだから困ったのなんのって
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