第155話
バタバタバタ
だんだんと階段を上る音が近ずいてくる
1人…じゃない
複数の足音が聞こえる
ガンッ
何かが壁にぶつかった音が聞こえたと同時に殺気がする
来たんだ
「あれ〜?
女の子いなかった〜?」
ギャハハなんて笑い声が響く
7、8人はいると思う
手には、ナイフ、バット…物騒なもん持ってるなぁ
「いないかな」
静かに裕が答える
顔はあたしには見えないけどいつもの裕じゃないのは、雰囲気で分かる
「ふーん、まあどーでもいいけど」
「やくさん!
全員見つけ出せばいい話っすよ!」
「あー、弥生さんが言ってたしな」
弥生
こいつらのリーダーかなにかかな
「弥生って…名前出して良かったの?」
クスクスなんて、裕が余裕そうに笑う
普通、リーダーの名前なんて言ったらいちばん困るのは出した本人だ
裕みたいにハッキングができる人なら名前だけで大体の情報を出すのだって簡単だしね
案の定名前を出した本人の顔が青白くなっていく
「や、やべぇ」
「あーあ、半殺し確定かな?」
聞いちゃってごめんねなんて裕は言ってるけど…絶対おもってないじゃん
言葉とは裏バラにくすくすなんていつものように笑う
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