第86話

「ここ混浴だからな」








「は?」







今あたしめちゃくちゃ間抜けな顔してるよね?






意味わからない





「こんよく…こんこんよくなく浴場…!?そーだ!きっとそう!狐かなんかいるんだよね!!」






「波流…」






やばい、みんながめっちゃ哀れな目で見てる







「男女混合ってことだよ」




言ってなくてごめんって裕が眉を下げて笑った




裕いわく、






女湯が壊れてる時期にちょうど、あたし達が泊まることになったらしくて、混浴になった







それをさっき知って、隼人とか楓が動揺してたんだね





あたしも今動揺してるけどね

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る