第84話

静かに2人の元に近づく





誰かがあたしの名前呼んでるけど聞こえないふりしとこ






近くまで行って






「かなちゃん、はやちゃん」





ぼそっと呟いた






あんたら地獄耳だね





あんだけ激しかった取っ組み合いがぴたっととまった





「誰がはやちゃんだよ!!!!」







舐めてんのかなんて睨んでくるけどお構いなしに、二人の首元に腕を回す








「3人仲良くしよーよ

あたしの事もはるちゃんでもいいよー






ね?かなちゃん、はやちゃん!」







ニコッと顔を下から覗き込む






こいつら無駄に身長と態度はでかいからな







なんて思ってたら隼人…いや、はやちゃんに腕を振り払われた

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