「速くねぇか」

「大丈夫!!!」

永久はあたしに気を使ってくれる

永久の運転はあたしに気を使ってくれてて速度が遅い

それに、いつの間にか隼人達を見失ってた

あたしは、もっと速いのがすきだな

ぼーとながれる景色を見ていく

あたし達の住んでるとこと少し違う風景で新しい発見が沢山ある

「あっ！！見てみて永久！！」

ぎゅっと腰を強く抱き締めて永久に声をかけた

「たぬき！

たぬきがいるよ！」

「あぁ、少しとまるか」

山道を通る道路脇にバイクを止めてくれた

降りれるか？なんて声かけてくれる

「普段眉間にしわ寄せてるのに、本当は優しいんだね」

うわ、あからさまに嫌そうな顔してる

また眉間にしわよってるし

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