「これぐらいでいいかなー

じゃあ、楓もうレジ行こっか」

あたしがたつのにつられて楓もたつ

「まって」

レジに向かおうとしたら楓に止められた

今ならあたしも止められる理由がわかった

レジの店員さんがカラフルな頭のいかにもガラのわるそうなやつらに絡まれてる

ぱっと見る限りなんぱかなんかだと思う

黙って見過ごすことなんて出来ないよね

「あたしいってくる」

「ちょっと！波流！」

楓の手を振り切ってズカズカと不良たちに近づいていく

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