第68話
「波流はそんなに食べたいの?」
しゃがんでお菓子を選んでたら楓も隣にしゃがみ込む
「んー、隼人達すきそうかなーって思って」
「そっか、でもそんなに買えるの??」
あたしの手からかごをとって持ってくれる
かごの中には、ポテチやら、クッキーやら、飴とか、お菓子なら何でもつっこんである
それを見て心配そうにあたしを見てくる
「大丈夫だよ」
なんて笑う
一人暮らしをしてるけど毎月祖父が振り込んでくれてて、お金に困ったことはない
それに、
「地方限定のお菓子もあるんだよ?」
買わなきゃ損だよなんて笑ってまたお菓子をかごに突っ込む
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